肘内障
- 子供の手を引っ張ったら急に泣き出した
- 子供が手を挙げたがらない
- 子供が腫れや赤みはないのに、腕を痛がっている
肘内障とは? 寄居町・深谷市・小川町 さとう鍼灸接骨院
2〜4歳の幼少児に多く発生するケガです。稀に小学2〜3年生くらいの子でも見られることがあります。
肘内障はよく「肘が抜けた」と言われますが、実際は脱臼しているわけではありません。肘関節の輪状の靱帯から橈骨頭と呼ばれる骨が抜けかかっている状態(亜脱臼)のことを言います。
肘内障の原因と症状 寄居町・深谷市・小川町 さとう鍼灸接骨院
肘内障の原因として多いのは「親が手を引っ張った」「腕を下にして寝返りをうった」などが挙げられます。
症状としては、腕を動かすと痛みや気持ち悪さがあるため、肘を軽く曲げた状態で腕を下げたまま状態で動かそうとしません。
また、腫れや赤みはでません。
受傷状況によっては肘や鎖骨などに骨折や脱臼がないかを鑑別する必要があり、レントゲン検査を行ってもらう場合もありますが、肘内障自体には異常なレントゲン所見は見られません。そのため、肘内障のみですとレントゲン検査をする必要はありません。
さとう鍼灸接骨院の肘内障の施術
当院では、まず肘関節や鎖骨などの骨折や脱臼との鑑別を行います。
肘内障と判断できたら、ただちに徒手整復を行います。
整復後、ばんざいやバイバイなど腕を挙げることができるようになれば、整復完了です。
合併症の心配がなければ、病院への受診も必要ありません。
肘内障は小学1〜2年生くらいまでは再発のリスクがありますが、成長とともに、そのリスクも無くなります。再発しないためには、腕を引っ張らないことが重要です。
もし、お子様が急に腕が痛い、腕が挙がらないなどの症状がありましたら「さとう鍼灸接骨院」にご相談ください。
当院の院長は整形外科に勤務時代、整復の実績も多く積んでいるので、ご安心してお任せください。
Q&A 寄居町・深谷市・小川町 さとう鍼灸接骨院
Q 肘内障は自然に治りますか?
A 整復しないと治りません。何かの拍子に整復できてしまうことはありますが、放置すると整復が困難になってしまうので、すぐにお越しください。
Q 応急処置はした方がいいですか?
A 基本的には絶対安静で、無理に動かさないでください。その状況のまま、すぐお越しください。
執筆者:
さとう鍼灸接骨院 院長 佐藤暢一
(治療家歴13年)
私は患者様一人一人に向き合い、痛みを取り除き、日々のパフォーマンスが少しでも上がるように全力でサポートしていきます。
そして身体の痛み・不調を持つ方に一番に頼っていただける鍼灸接骨院を目指して誠心誠意努めていきます。