まず、手根管とは手首に中に、骨や靭帯で囲まれたトンネルのことを言います。この手根管の中には筋肉の腱や神経・血管が通っています。

手根管症候群とは日常生活・仕事・運動などで使い過ぎによる筋緊張や、加齢による変形などの原因によって神経が圧迫され指先のしびれや母指球の萎縮を起こすことを手根管症候群と言います。

手根管症候群の症状は指先・手のひらのしびれや、冷感などが現れます。

手を酷使した時や、手首を強く曲げた時などに症状が強くでます。また、手根管症候群が慢性化していると、母指球の萎縮が始まり、さらに動かしづらくなります。

手根管症候群の原因は様々で、日常生活や家事や仕事、スポーツなどでの手の使い過ぎや、加齢による組織の変性によっても起こります。

また、女性では妊娠・出産や更年期によるホルモンバランスの影響によっても引き起こされます。

筋肉×関節調整

原因となる筋肉や関節を見極めて、動き改善することで症状を改善させます。手首には多くの筋肉・腱・骨・関節が存在します。組織全体の動きを改善することで症状を抑え、症状の出にくい状態にします。

ハイボルテージ療法

通常の電気治療とは違い、「ハイボルテージ療法」は組織の深部までアプローチすることが可能です。またこの電気治療は炎症を抑える効果や神経の興奮を抑える効果があるため、手根管症候群には効果的です。

Q＆A　寄居町・深谷市・小川町　さとう鍼灸接骨院

Q　手根管症候群は自然に治りますか？

A　軽症の場合は自然に治ることはあります。しかし、改善しないまま放置すると悪化し難治性となってしまいます。

Q　手根管症候群のセルフケアはありますか？

A　軽度なストレッチが効果的です。症状が強いときに過度なストレッチをすると症状を悪化させることがあるので、気をつけましょう。